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宮崎県の宮崎市は社天国と呼びたくなるほどの神社があります。

宮崎市高岡町東南側

八坂神社

宮崎県宮崎市の小さな神社たち/八坂神社

宮崎市高岡町の上倉永にある八坂神社は、大昔には祇園大将軍と呼ばれていましたが 明治時代に社名を改め、今のように八坂神社と名乗ることとなりました。 読み方はやさかじんじゃで、もしかしたら坂に関係のある逸話でもあるのかも しれませんが調査していないのでわかりません。 戦前には夏祭りでとっても賑やかになっていたそうで、秋にもお祭りがあったので けっこういそがしい神社だったようですが、今はそうしたこととは無縁なのか 催しごとは活発に行われてはいないようです。 夏には俵踊・棒踊・城攻踊奉納と地域住民がふるって参加して盛り上げ、秋には 神楽舞奉納・五穀豊穣感謝祭でやはり近所の皆さんが集っていたのですが、 今となってはそれも過去のお話のようです。 またもっと過去を遡ると1587年に子文書などが焼失したとのことですし、 年々勢いが衰えている感は否めません。 それでも地域のみなさんに支えられて今でも頑張っているその姿は一見の価値が あります。


粟野神社

宮崎市の高岡町下倉永にある粟野神社は、もともと本社が高岡町高浜にあったとの ことですがいろんな都合によって現在地に遷宮されました。 高岡町下倉永にやってきたのは1783年なので、200年以上も経過している ことを考えると当時の様子を覚えている老人は宮崎県内には1人も残ってないと 断言してもいいでしょう。 範囲を九州全域に拡大しても宮崎市高岡町下倉永にやってくる以前の粟野神社を、 肉眼で観察したことのある老婆はきっといません。 7月の夏祭りでは神輿の渡御式もやっており、この辺りの年頃の男性が集まって 汗を流しますので、そういったのが好きな女性は時期を合わせて見学にやって きても楽しめるのではないでしょうか。 自家用車で来るのなら宮崎西インターチェンジ下車、そこから約5分なので 遠方からでもわりかし便利な場所にあります。


穆佐護国神社

ちょっと読みにくい名前ですが、これはむさかごこくじんじゃと読みます。 宮崎市高岡町にある神社の中でも「これなんて読むの?」と聞かれる確率の高さ は上位ですので、一発で正解できなくても恥ずかしがることはありません。 むしろそんな人は少数なので全く気にする必要はありません。 漢字が得意だとか不得手だとかは無関係に、こうした名称は解読しづらいものが 多いので初見では正しい読み方をできなくてもしょうがないのです。 ちなみにこの名で呼ばれるようになったのは昭和14年からなので、昔の人なら きっと一発で読めたのだろうという憶測も間違いかもしれません。 昔はこの名称ではなかったので読める読めないの議論以前の問題だからです。 電車でのアクセスはJR宮崎駅が最寄り駅になりますが、そこからタクシーで 約20分なので少し距離ががあります。 晴れの日なら健康な人なら歩けないこともありませんが、猛暑なら日射病で 倒れる恐れもありますので気をつけてください。